「マーケティングって面白そうだな…」
「マーケティングの仕事に携わってみたい」
“マーケティング”という言葉が一般化した今、仕事においても「マーケティングに関わりたい」、「マーケティングを軸にしたキャリアを築きたい」と考える方も多いのではないでしょうか?
一方で、
「大学ではマーケティングに触れる機会がなかった」
「マーケティングにあまり関連の無い学部に通っている自分でも通用するのだろうか」
など、マーケティングを学ぶ機会が少なかった方は不安を感じることもあるでしょう。
そこで、本コラムでは、まずマーケティング業界の説明。その後、マーケティング業界に向いている人の特徴について詳しくご紹介していきます。
「マーケティングをこれまで学んでこなかった人でも活躍できるのか?」「学部によって有利・不利はあるのか?」など、皆さんが気になる疑問についても解説していきます。加えて、大学時代の学びがマーケティングの仕事でどのように活かせるのか?という点にも触れていきます。
現在大学でマーケティングを専攻している方はもちろん、最近マーケティングに関心を持ち始めた方にとっても、これからの就職活動に役立つ情報をお届けします。ぜひ一度目を通していただけると嬉しいです♪
それでは早速見ていきましょう。ざっくり以下の流れに沿って説明します!
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【目次】
①そもそもマーケティング業界とは?どのような仕事があるの?
②マーケティング業界に向いている人の特徴や共通点は?
③マーケティングを大学で学んでなくても大丈夫?学部に有利・不利はある?
④大学で学んでいることが活かせる場面はある?文系・理系ごとに解説
⑤まとめ
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①そもそもマーケティング業界とは?どのような仕事があるの?
Q:そもそもマーケティング業界とは?どんな仕事をするの?
そもそも「マーケティング」とは「商品が売れるための仕組みづくり」のことを指しています。そのうえで、マーケティング業界とは、クライアントのマーケティング活動を第三者(エージェント)の立場から支援する業界です。
業界全体としては、下記のような支援領域があります。
■リサーチ・市場分析
…市場分析、利用実態把握、需要把握など、商品が生まれる前段階の商品開発や商品が生まれた後の施策の内容や方向性を定めるデータを探る領域のことを指します。
■広告
…商品の認知拡大を図り、消費者の購入・購買行動を目的として宣伝活動を実施する領域。近年では、4マス(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)と呼ばれるマスコミュニケーションの4大メディアの市場規模は軟調が続き、新たなメディアであるWEB広告の勢いが増しています。
■PR(パブリックリレーションズ)
…広告で表示される「PR」表記のPRとは意味が異なり、このPRは「パブリックリレーションズ」と言われる領域で、直訳すると「公衆との良い関係づくり」を意味しています。ですので、広告のように消費者の購買を直接な目的とした宣伝を打つのではなく、商品や企業そのものへのより良いイメージを醸成するための広報活動を指しています。
■クリエイティブ制作
…商品やサービスのイメージを的確に伝えるための、クリエイティブを制作する領域のこと。動画制作やHP制作、キャッチコピーやロゴ、商品のパッケージのデザインなど、その種類は多岐にわたります。
その他にも様々な領域はありますが、これらがマーケティング業界の主な支援領域になります。仕事内容に関しても、上記それぞれの領域の中でクライアントが求める提案を自社のサービスを活用することを通じて支援していく必要性があります。
②マーケティング業界に向いている人の特徴や共通点は?
続いて、マーケティング業界に向いている人の特徴をご紹介していきます。
代表的な特徴としては、下記のような特徴・志向性を持っている方が特におすすめです。
(1)好奇心旺盛で様々な物事に対して興味・関心を持てる人
(2)日頃から問題意識や持ち、既存の枠にとらわれない柔軟な思考を持っている人
(3)相手を巻き込めるコミュニケーション力がある人
(4)現状の課題を的確に分析し、打開策を考えられる人
(1)好奇心旺盛で様々な物事に対して興味・関心を持てる人
マーケティング業界は、社会の流行や最新のトレンドと密接に関わりあっている業界で、他の業界と比較しても、業界全体の変化はめまぐるしく、スピードも速いです。
また、マーケティング支援会社の多くは、一つの業界に限らず、幅広い業界のクライアントを支援することもあります。
そのため、どの業界のお客様を支援することになっても、その業界の最新のトレンドやニュースの情報をキャッチアップできる強い好奇心や情報収集力が必要です。
(2)日頃から問題意識や持ち、既存の枠にとらわれない柔軟な思考を持っている人
(1)で上述したように、マーケティング業界は変化に富んだ業界です。数カ月前までは有効だった手法が、ある時点では陳腐化する場合も少なくありません。それゆえ、既存の方法や枠にとらわれない柔軟な発想を持てるか否かが重要になってきます。日常生活で起きている事象に対して、常に「なぜ?」という疑問を持ち、興味のアンテナを張ることが大切です。
(3)相手を巻き込めるコミュニケーション力がある人
マーケティング業界に限らず、マーケティングに関する仕事は基本一人で完結する仕事ではなく、何人か複数のメンバーと連携しながらプロジェクトを進行する場合も多いです。ですので、自分一人で全て考え行動すればよいのではなく、クライアントはもちろん社内外のメンバーやパートナーを上手く巻き込みながらプロジェクトを推進する対人力が業務を円滑に遂行していくためのカギになります。
(4)現状の課題を的確に分析し、打開策を考えられる人
マーケティングでは、施策をただ実行し続けるのではなく、一連の施策の効果を都度確認していきながら、別の方法に切り替えるのか、内容をブラッシュアップしていくのかを検討し、改善を図ることが重要です。したがって、現状の課題や今後起こり得るリスクを的確に把握し、その打開策を検討したうえで、次の行動に移すことが出来る人は、より高い成果を出していくことが出来ます。
③マーケティングを大学で学んでなくても大丈夫?学部に有利・不利はある?
「経済学部や経営学部ではないのですが、マーケティングに関する仕事にチャレンジできますか?」
「文系ではなく、理系からでも就職できますか?」
上記のようなご質問を学生の方から頂くことが多いですが、結論、当社の採用においては大学でマーケティングを専攻してこなかった方でも問題ありません。(他社では、知識や経験を求めるところもありますし、経験者採用が多い場合もあります。)
マーケティングは“行動してこそわかる”領域で、座学だけで完璧に理解できるものではありません。だからこそ、社会に出て実践しながら学んでいこうという意欲があれば、それが最大の武器になります。
もちろん、大学でマーケティングの基礎知識を得ている方は、業務上の理解がスムーズにいくことはあります。ただ、大学で学んでこなかったから仕事が出来ない、就職できないということではありません。
それでも不安だな…と感じる方は、入社前に自分でマーケティングを学ぶことも有効ですし、入社前や入社後の研修でマーケティングの知識をインプット出来る場があるのか、マーケティングを専攻する学部出身ではない社員がいるかどうかを選考時に確認しておくと安心でしょう。
④大学で学んでいることが活かせる場面はある?文系・理系ごとに解説
次に、大学での学びが仕事上で活かされる場面はあるのか、見ていきましょう。
今回は文系・理系の大まかな分類の中で活用できる点について触れていきます。(文理問わず共通して身につけられる力もありますが今回は特徴が分かりやすくなるよう、あえて文系・理系に分けて整理しています)
■文系
・相手の立場を踏まえ、伝えたいことをわかりやすく言語化するコミュニケーションスキル・文章作成力
・新規性のあるアイデアを発案する力や想像力
・情報や文献をもとに、自分なりの考察やアウトプットを導き出す情報活用力
■理系
・数値やデータをもとに客観的かつ正確に情報を読み解く分析力
・目に見える成果や変化を出すまで、粘り強く思考錯誤を続ける粘り強さや探求心
・根拠に基づき、物事を論理的に考察する思考力
上記のように、文系・理系ともに大学での学びが活かせる可能性はあります。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか?
本コラムでは、マーケティング業界に向いている人の特徴についてご紹介しました。
マーケティング業界に興味がありましたら、
ぜひ採用ページからエントリーしてみてください!あなたとお会いできるのを楽しみにしています。